「どこでもWi-Fi」が安い理由

ウィルコムの「どこでもWi-Fi」は頭金4,800円、月額1,980円(本体代金と通信料合わせて)(注)。これで使い放題/完全定額と異様に安い。

発表の仕方が悪く実は、これプラス毎月「新つなぎ放題3,880円」が必要なのではないかという説もあるが各方面の報道をチェックしても今のところその線は無さそうだ。

注:ウィルコムプラザ・オンラインショップ「ウィルコムストア」にて「W-VALUE SELECT」(分割購入)を利用して新規ご契約いただいた場合…という条件がある。

しかし何か相当の条件や制限などのカラクリが無いとこの安さは異常だと思う。

で、
ウィルコム新製品発表会(伊藤浩一のW-ZERO3応援団)

↑の記事注に、「どこでもWi-Fi」はセットになっているW-SIM以外では使用できない(断言)。「どこでもWi-Fi」にセットのW-SIMは他の機器に挿しても使えないっぽい(曖昧)。と言うことらいしい。

もしかしたら、これは

(1)「どこでもWi-Fi」は専用W-SIMでないとダイアルアップしない

(2)専用W-SIMは「どこでもWi-Fi」専用APにしかダイアルアップできない。他のWillcom03などに挿してプロバイダのAPなどにつなごうとしても「どこでもWi-Fi」専用APにしかダイアルアップしない。

そして

どこでもWi-Fi」専用APはなにげにトラフィック管理されていている。
(例えばヘビーユーザの大量送受信は優先度が下がるとか)

といったことではないだろうか。無論、私の個人的推測に過ぎませんが。

でもこういった何らかの制約がないと、この安さを正当化できないのではないでしょうか?