ウィルスがやって来た

 とある企業のパソコン講座で私は講師をやっている。その教室のPCの挙動がおかしい。隠しファイルを表示するように設定してもその設定が維持されない等。

 調べてみると最近流行のUSBメモリー経由で感染するウィルスらしい。教室のPCはK社のウィルス対策ソフトが入っているが防げなかったようだ。

 そういえば開講前にUSBメモリーで講座データを渡されたのだが自分のPCでも何も検出されない。大丈夫だろうか?
 いやラッキーだった。そのUSBメモリーはPCには挿さずNAS(Linuxベース)のUSBコピー機能を使って直接NASの下位フォルダーにコピーしたため「感染」していなかった。だがウィルスのファイル自体はNASに有るので探して削除した。



 ウイルスはUSBメモリーのルートに「29na61fj.exe」、そして「Documents and Settings」→「ユーザー」→「Local Settings」→「Temp」に「xvassdf.exe」と言うファイルを作るらしい。

 いろいろ調べてみたが、このウィルスはアンチウィルス・ソフトで未だ検出できないっぽい(未確認情報)。事務所PCのT社ソフトも、私のPCのC社ソフトでも検出できなかった。



私が受け持ってるパソコン講座の他にCAD講座などもあり、感染は広範囲にわたっている恐れがある。さてさてどう対処するんでしょうね。PCの管理は講座運営者が行うので私は調べて警告を発することはできるが、それ以上は手が出せない・・・いや、駆除方法の情報もありますが、確実情報じゃないので対応が難しそうです。