ATOKのAndroid版を使ってみました

 AndroidATOKが正式公開されました。

金を取るだけあってさすがに出来上がってます。 一番気に入っているのはQWERTYキーの上に数字キーが配置されていること。

ATOK for Android

 長文を打っているとき、句読点は空白で代用出来ますし、カッコの類も適当にごまかせます。 しかし数字は省略しては意味がありません。パソコンのキーボードと同様に最上部に数字キー列があるということは(記号モードに切り替えなくても)Shiftキーを押せばカッコ、%、=など使用頻度の高い記号をパソコン使用時と同様の操作感で使えるわけです。

 しかしさすがに「かなモード」で「/」を打つのに記号モードにして「・」を打って変換するのはやりすぎだろう。記号モードにした時点で未使用キーが4つもあるじゃなですか。

ATOK for Android

[空白/変換]キーと[記号]キーは押し間違えやすく、Android3タブレットでは「リターン」キーを押そうとして誤って画面右下の時間や通知領域をタップしてしまい下の写真のようになり、ちょっとパニックになります。

ATOK for Android

この辺になってくるとATOKに限ったことではありませんが、画面が大きいタブレットポートレート(縦長)で使う場合はキーボード全体を少し上に表示できるようにしてほしいところです。

両手でホールドして親指だけでタイプするサムタイパーにとってはキーボードが下にありすぎて、下の方のキーを親指で押そうとするとホールドしにくいのです。それに下の方を持つのはバランスが悪いのです。

 キーはソフトウェアで画面に表示しているだけなのだから何の障害もないでしょう。