アップルCEOのS・ジョブズ氏、自身の健康問題について語る

アップル社のトップであるジョブス氏の健康問題については時々話題になる。そのたびにアップルは「問題ない」と否定してきた。今回は”隠さない”という方向に変更したようだが・・・

でも企業の姿勢として、それも違うと思う。

ジョブス氏だって人間。いつかはアップル社を去る日がやってくるんのは自明。

とすればアップルが株主に対してアピールすべきは「ジョブスは健康だ」ではなく「ジョブスが居なくなってもアップルは魅力的な商品を出し続けることができる」だと思うのです。

そうしないと、いつまで経ってもジョブスの健康状態がアップルの株価を左右することになり、ジョブスの健康状態を明らかにしないことは株主に対して会社の運命に関わる重要な情報を隠したことになってしまいます。

無論ジョブスの存在はある程度は重要で有り続けるべきでしょうが、ジョブスが居なくなることがアップルにとっては小さな傷に過ぎないということを株主に納得させないと、ジョブスの健康問題とアップル株の手放し時は常にリンクし続け、株主はジョブスの健康状態の情報を知りたがることになります。

アップルCEOのS・ジョブズ氏、自身の健康問題について語る(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20386012,00.htm