サムタイパーの憂鬱 Libretto W100 重箱の隅

 東芝 Libretto W100 のソフトウェアキーボードのカスタマイズをやっていると色々と細かいことに気づく。
使っていて一番気になるのは、例えば上画面にテキストエディタなどのアプリ、下画面にキーボードを表示して文章を入力しているとき、突然キーボードからの入力が出来なくなることがある。

これは知らぬ間に掌が下画面のキーボードの周囲の余白に触れてしまっている場合に起こる。
キーボードの周囲の余白は実はデスクトップで、そこに掌が触れた瞬間にフォーカスがアプリからデスクトップに移ってしまっているのだ。掌が下画面に触れても気付き難いが、気付いたとしてもフォーカスがデスクトップに移った事までは気が回らない。
だから突然キーボード入力が効かなくなったようになる。





キーボード上部のバーの部分をWタップするとアプリのウィンドウと同様に最大化されるので習慣づけるといいだろう。
しかし、タスクバーを上に移すと最大化してもキーボード下に余白(デスクトップ)が残る。この場合、スキン定義ファイルのキーボードの縦の寸法を少し大きくするといいだろう。
(オリジナルのキーボードを作る場合はその辺にも気にしよう)



オリジナルのソフトキーボードを作りたい人は、まず「skintable.xml」ファイルをテキストエディタで開いてみる。

<Skin enable =・・・と/>にはさまれたひと塊が1つのキーボードのスキンを定義していると見当がつく。

enableは0なら無効、1なら有効。idはキーボードを切り替えの順番で番号は飛び飛びでも良いが重複は不可(だよね、たぶん、当然)

以降のkl101、kl102、kl106はUSキーボードを使ってるか日本語(106)キーボードか、kl106kanaは日本語キーボードのカナモード、kl0409は?。通常はkl106だけ有ればよい。


kl106=に指定されたフォルダ¥ファイル名が実際のスキンファイルです。(見れば見当がつくでしょう)

スキンファイルの文法は「libretto_w100 @ ウィキ」のソフトウェアキーボードのページ(下記)を参照。

http://www26.atwiki.jp/libretto_w100/pages/19.html



参考までに私が今使っているスキンファイルの例。(ダウンロードしないと見れない)

左右分割 Split3_106.xml

画面1/4 Quarter_106.xml

シンプル改 Simple3_106.xml