ウソでも内閣不信任決議可決を見込む

 内閣不信任決議は駄目だといったが、そのポーズを見せるのは戦術としては必要だ。

 つまり、民主党内部で党代表の交代を、そして首相の交代をやらないと民主党内で造反が出て内閣不信任決議が通ってしまい、党が割れ民主党政権維持が困難になる。 だから民主党内部だけで党代表/首相の交代を行い、対外的には党は割れず民主党政権は存続という選択肢を民主党の現執行部に選ばせる。

 「内閣不信任決議案は提出される。提出されれば可決される」民主党がそう信じることが重要。そう信じれば民主党は自身の手による党代表/首相交代を選ばざるおえなくなる。民主党自身で首相交代を行えば党は割れず、内閣不信任決議案提出は無意味になる。

 内閣不信任決議案が提出されれば可決/否決のどちらでも日本は救われないのは昨日書いた。大切なのは民主党内閣不信任決議案が可決されると信じること。他の人は信じなくてよい。民主党だけが信じていればよい。

 ここはウソでも「内閣不信任決議案は提出され確実に可決される」という雰囲気をマスコミもグルになって作り上げなければならないだろう。いやウソではない。私のシナリオどおりなら内閣不信任決議案は提出されない。つまり否決/可決の結果が存在しないから提出されれば可決されると吹聴してもウソとはいえない。仮に提出されても可決されればやはりウソではない。提出されて否決された場合でも読みが外れただけでウソとは言えない。

 内閣不信任決議案が提出され可決されると民主党に信じ込ませることが日本を救うう道であり、そのためにはみんなでそう信じる、あるいは信じているふりをすることが大切なのだと思う。