IDEOSに広角レンズ(2)

 前回の「IDEOSに広角レンズ」のやり方だと内蔵カメラを守る透明カバーがなくなってしまいます。
 そこで外したパーツの透明カバー部分を再利用する方法。

 (1)空いた穴の底と、ワッシャーの裏面に薄い両面テープを貼ります。
 (2)穴の底に透明カバーを貼ります
 (3)その上からワッシャーを貼ります


 透明カバー部品は厚みがあるので、ワッシャー1枚でも段差が生じません。しかしその厚みのせいでワッシャー裏の両面テープの接着面は、穴底の両面テープの接着面にまで届きません。このため接着面積が不十分で磁石の強さに負けてしまい、レンズのを外すときにワッシャーまで外れてしまうことがよくあります。
 レンズを外すときに横方向にスライドさせるような感じにすれば回避できますが、つい普通に外してしまいます。
 透明カバー部品の周囲に厚みのある両面テープを1層入れれば良さそうですが狭いのでかなり困難です。
作業の順番が逆かな。

 (1)空いた穴の底と、ワッシャーの裏面に薄い両面テープを貼ります。
 (2)ワッシャーに透明カバーを貼り付け
 (3)透明カバーの周囲に厚みのある両面テープの層を作り
 (4)「ワッシャー+透明カバー」を穴に押し込む
この順番なら比較的容易に作れそうです。




 こちらは100円ショップ「ダイソー」で売られている「シールフック」という商品。
 


 これの丸穴の部分は無用なので捨てられるのですが、このようなものを使うのもアリです。 薄いのでコレを挟んでも、ワッシャー側の接着面と、穴の底の接着面がくっつき、ワッシャーが外れにくくなります。ただし段差は残るので周囲を削るなり手を打つ必要があります。



撮影サンプル

 上から標準、広角、魚眼、一番下が広角レンズの前玉を外して接写レンズとした撮影したものです。接写レンズはなかなか強力ですね。サンプル写真はクリックすると実寸大表示になります。








 磁石の力でくっつくタイプで上海問屋の扱い商品です。魚眼レンズ(\1999)ワイド・マクロレンズ(\1499)。ワイド・マクロレンズは通常の状態で広角レンズ、前玉を外すと接写レンズになります。