GEのデジカメA1456Wの残念なところ

 「インターバル撮影」「無限連写」「バルブシャッター」「HDR」と低価格機種のくせに遊べそうな機能を搭載したGEのデジカメA1456Wだが残念な点もある。

「インターバル撮影」と「バルブシャッター」は併用できない。バルブシャッターは1撮で解除される。このため「インターバル撮影」「バルブシャッター」併用の設定をした場合、1枚目は長時間露光になっているが2枚目以降は通常の撮影になる。
「無限連写」はシャッターを押している間、いくらでも連写する機能だが日付/時間を写し込むようにしておくと1連写で撮影した写真はそれが2時間かけて連写した写真であっても、写し込まれる日時はすべて一枚目と同じ日時になる。ただしExif情報は正しい撮影日時が記録されている。
HDR」は露出を変えて複数毎撮影した画像を合成するものではなく、1枚の画像の明暗端のコントラストを強制的に引き延ばしているものと思われる。

 「インターバル撮影」と「バルブシャッター」は併用は夜空の定点観測に使いたかったのだが、これは断念。その代わり小道具を使ってシャッターボタンを押しっぱなしにする「無限連写」で対応。これでは露出アンダーになるが雷が発光すれば露光は追いつくので雷の撮影には十分足りるだろう。先例もある。
 連写で写し込まれる日時が更新されない件は、連写した静止画を連結して動画にした時に実際の時間の流れを把握するために必須なのだが、Exif情報から写真に日時を写し込むソフトで一手間かければ対応可能だろう。
 「HDR」はナンチャッテHDRだな。