iPad2は軽い(Jobs2)

 知り合いにiPadは軽いと思ってる人が多い。その人たちは共通して、実際に持ったことが無く、TVCMを観てそう思ったと言っている。しかし実はCMでは軽いとは言ってない。言わずに観てる人にそいうイメージを植えつけている。上手いね。
 実際に持ってみると持ったときの手掛りがなく持ちにくい形状もあって重いと感じる。アップル自身もそれを認識してるからこそCMの中で「軽い」という言葉を避けたんだろう。
 iPad2はiPadと比較して(最大で)15%とはいえ軽くなってる。客観的数値が示しているので「軽くなった」って堂々と言えるようになった訳だ。


 さて、世間の予想どおりカメラを搭載など地味ー(だか順当で堅実)に改良されたiPad2。 私は(おそらく誰もが)もっともっと軽くなって欲しいと思ったけど、iPadの重量の大半は2個の巨大なバッテリー。軽くするためにバッテリーを減らすと、今度は無充電稼働時間が短くなる。次に重いパーツは画面かボディ。画面を軽くするのは難しそうだ。ボディはチタン合金かカーボン複合材の採用だろうが、これは大幅なコストUPに直結。結局15%の軽量化に過ぎないが、実はそれでも大したもの、結構凄いことなのだ。 これだけ改良して価格は旧型と同等なんだから十分でしょう。

 で、旧型はWi-Fi/16GBモデルで1万3000円も値下げ(48800→35800)。母親用に(なに、その言い訳け)1台買っちゃおうかな。入院中の私との連絡用にFace Timeが便利そうだ。iPad2の方ね。Face Timeを使うためには私もiPhone4を買わねば(なに、その言い訳け)。

 ところで誰も気づいていないようだが、iPad2の発表会に出ていたジョブズは実は「ジョブズ2」だったらしい。(クローン?)