死なない程度にガンばってん(5)

 見た目は病人には見えないが、ちょっと気になるのことがある。チョコやポテチやアイスをバカ喰いしても体重も体脂肪率も増えないことだ。うらやましいかい?でも変だろう。抗G剤の副作用かもしれないが、そうでないかもしれない。
バカ喰いといっても最近ではすっかり食が細ってしまってはいるのだが。
 それに噴門のガンは縮小したはずなのだが噴門の機能が不完全なのか、特に液体が胃に入る前につっかえるように感じることが多い。胃がグニュグニュと動くことも頻繁にある。まぁ健康体ではないのだから正常でなくて当たり前と言えば…たしかにそうなのだ。

 近いうちに効果、経過を確認するためまた胃カメラ、CT、MRIをやるだろうから、そのときよく見てもらおう。



 ところで「胃ガンから肝臓と大動脈リンパ節に転異した」という前提だが、胃ガンの方は胃カメラを飲んだときに先端の器具で腫瘍のサンプルを採取して検査したのだから間違えないだろう。でも、大動脈リンパ節と肝臓の腫瘍についてはサンプルを採取したわけではない。胃の中なら胃カメラの器具で採取できるが、他の場所のサンプルを採るには体に穴を開けなければならないのだろう。大動脈リンパ節は結構奥の方にあるらしいし、肝臓の腫瘍は中のほうにあるらしいので体に穴を空けるだけでなく、肝臓そのものを切り開かなければならないっぽい。

 そこまでして確かめるよりは、とりあえず投薬して様子を見るのが方が無難ということなんだろうな・・・と想像している。今度聞いてみようかな。