ようやく考え方を変えた福岡の飲酒運転対策

NHK福岡のローカルニュースによると、相変わらず飲酒運転事故全国ワーストの福岡県の県議会で、飲酒運転対策の新たな考え方が示された。


「警察の取り締まりと本人の自覚にのみ依存するやり方では駄目」
そう、駄目なのだ。私は以前から自覚云々ではダメ出しと言ってきた。ようやく駄目だと理解してくれたようだ。

罰則付きの条例を作る。社会全体で飲酒運転を許さない環境を作る。アルコール依存の人への対応なども盛り込まれているようだ。
そう、厳密な意味でのアルコール依存症に限らず、常習的に飲酒する広義のアルコール依存の人への対策も言ってきた。
この対策が具現化して効果を発揮し事態が改善されることを願う


本来ワーストを脱すること自体は目的では無いのだが（順位をつければ誰かがワーストになる。誰かがワーストを脱すれば別の誰かがワーストになる。自分がワーストを脱すればそれでよいというものでないのだ。）、福岡の場合は大きな事件があり撲滅運動が日本一盛り上がったという自覚が有りながら飲酒運転事故が一向に減らないという情けなさすぎる状態なのだ。