MacでWindowsアプリ(Parallels)

 MBP13への乗り換えを計ったはいいがMacOSXがLionになってからいろんなアプリが動かなくなって困っていた。
 ラベル用紙などで有名なエーワンの「ラベル屋さんHOME」(Mac版)はSnowlepardまでは動いていたのだがLionで動かなくなった。 そこでイレギュラーな考え方ではあるが「ラベル屋さんHOME」のWindows版を、「CrossOver」(WindowsアプリをMac上で動かすレイヤー)を使って動かそうと試みた。おお、動くでは無いか。なんか問題なさそう・・・と思ったら最後の最後印刷の段階で全面真っ黒に・・・使えねーじゃん!!
 印刷はアプリが直接プリンターを操作するわけじゃない。OSのプリンタ係を呼び出して印刷をお願いする形だ。この辺にトリッキーなところはあると感覚的にはわかってるんだが。 CrossOver自身がWindowsOSの役割を果たすので別途WindowsOSを必要としな。それ故Windowsと全く同じとはゆかないのだ。
 「CrossOver Mac 10 standard」はダウンロード版で5880円。30日の試用期間がある。これでかなりのWindowsアプリがMacの上で動くのだが、使いたいアプリに対応していないのでは仕方ない。



 次に(現在)試しているのは「Parallels Desktop 7 for Mac」。つい先日バージョン6からバージョン7にアップしてLionに対応したばかりで11500円でトライアル版は14日間。 これは別途WindowsOSを自分で用意しなければならない。 マニュアルをよく読むと現在使用中のWindowsパソコンからシステム環境を吸い出してMacParallelsの中にインストールできるらしい。ただしMac上でWindowsアクティベーションがちゃんとできないとWindowsは使えないらしい。よくわからない。トライアル版で試してみよう。
(1)Macで「Parallels Desktop トライアル版」をダウンロードしインストール。途中でトライアル有効化キーをメールで入手する必要があります。
(2)WindowsPCで「Parallels Desktop Transpoter」をダウンロードしインストール。
  (1)(2)はどちらが先でもかまいまへん

(3)WindowsPCで「Parallels Desktop Transpoter」でWindowsのOSやインストール済みのアプリなどを一塊の引越データに凝縮しくれます。この引越用データを外付けHDDなどに入れておきMacから見えるようにしておきます。
(4)MacParallels Desktopを起動しWindowsをインストール(インポート)する際に(3)で作った引越データを元にします。

まあ、こんなところです。やってみると以外と簡単でした。

【第1ステップ】WindowsPCで
バックライトが死にそうなレッツノートの中身を退避させる目的もかねてやってみました。 データは吸い上げ済みなのでデータ類は除外しても「Parallels Desktop Transpoter」で出来上がった引越データは28GBになりました。
 これではDVD-Rには入らないしLANで転送も時間がかかるのでUSB外付けHDDに入れました。
【第2ステップ】Mac
Parallels Desktop トライアル版」をインストールしトライアル有効化キーを入手して入力。試用期間は14日しかないので第一ステップが完了するまで待って日付が変わった直後にやりました。試用期間を最大限利用するためにね。

【第3ステップ】Mac
Parallels Desktop」でWindowsをインストールする際にインストール元をステップ1で作った引越データとします。

これだけで完了です。
 最初のWindows起動時にキー入力を求められますがレッツノートの裏のプロダクトキーを入れればいいようだ。ライセンス的にはどうなんだろう?レッツノートはバックライト死にが迫っていてもう思いっきりヤバそうだ。レッツノートを使わずにMac上のParallelsだけ使ってれば良いのかな???

 レッツノートタッチパッド専用ユーティリティは毎回エラーメッセージ出すのでParallelsWindowsのコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」で削除した。レッツノートで最初から削除しといても良かったかも。
 以前はBootCampでWindows使ってたことがありました。しかしMacアプリとWindowsアプリを頻繁に使う人にとっては使うたびに再起動が必要だなんて不便の極み。BootCampではWindowsアプリとMacアプリ間のコピペできません。BootCampでOKって人はさほど多くはないでしょう。多少お金を払ってもそれなりのソフトを使うのが便利です。とっても便利で結構おもしろいです。まだ試用期間始まったばかりだけど決めちゃおうかな。