A1456Wでインターバル撮影

 GEのデジカメA1456Wは実売9千円前後という低価格ののデジカメ単体でインターバル撮影出来るのがすごい。
 インターバル撮影は定点観測だ。つまりカメラを固定して置きっぱなしにしておく必要がある。その間はデジカメを他の目的で使用できないという難点がある。だからこそメインのカメラとは別にインターバル撮影用の2台目のデジカメが必要になる。インターバル撮影専用の2台目だからこそ実売9千円前後という低価格が意味を持ってくる。



 上の動画の14秒くらいから画面中央付近に雲が渦を巻くシーンがある。竜巻に発達するのかと思われるのだが、そうはならなかったようだ。

GEのデジカメA1456W

 GE(General Imaging Japan)のデジカメは低価格の割には十分な性能があり買ってみようかなと何度思ったことか。

ただ、購入前にネットで情報収集しようとすると全くと言っていいほど情報がない。店頭のパンフは紙質もデザインもよいのだが一般的なスペック情報以外は無いも同然で、他社のカメラを退けてGE社のカメラを積極的に選ぶ理由が全く見当たらない。


それでも私は散々リサーチしてGEのカメラには、コンパクトデジカメには極めて珍しい「インターバル撮影」と「バルブシャッター」を搭載しているらしいことを突き止めた。しかし「インターバル撮影」についてはパンフレットには全く触れられていない。

製品添付の取扱説明書にも触れられていない。どうやら製品添付のCD-ROMの中に分厚い版の取扱説明書がPDF形式で入っていそうだ。

これを購入前に読みたいんだがGEの日本のホームページには製品情報はあってもダウンロードできる取説は置いてないようだ。(以前は一部の取説がダウンロードできたのだが今は無い)

なんとか購入前に読んでみたいものだと探したところ、米国のGEサイト http://www.general-imaging.com/us/ で各国語のPDFマニュアルを見つけた。「なんだ、有るならサッサと出しやがれ」だ

トップページから各カメラ製品のページに飛び、上辺右の方にある「support」を辿るとマニュアルを入手できるページに飛ぶ。あとは機種を選び、言語「Japanese」をクリックすればPDF形式のマニュアルが表示される。「Japanese」を右クリックすればダウンロードもできる。



今回目を付けた「A1456W」は単三乾電池2本で動く機種でエントリーモデルで、デザイン面でも機能面でも当たり障りが無い。


ダウンロードしたマニュアルを見るとこいつが只者でないことが分かる。

一般的なデジカメには無い「インターバル撮影」「無限連写」「バルブシャッター」「HDR」機能がついている。乾電池使用のエントリーモデル、実売価格9000円程度の機種でこれだけついているのは驚きだ。GE社はなぜアピールしない?

ちなみに

「インターバル撮影」とは一定の時間を空けてカメラが自動的に撮影を繰り返す機能。定点観測、超微速撮影などに使用する。A1456Wではインターバルは30秒、1分、5分、10分から選べる。

「無限連写」はシャッターボタンを押している間は電池が切れるかメモリーカードの空きが無くなるまで連写を続ける機能。この機能は雷撮りに使える。一般的なデジカメはシャッターを押しっぱなしにしても数枚から十数枚で連写を打ち切る。

「バブルシャッター」一般にバブルシャッター(B)はシャッターボタンを押している間、シャッターが開きっぱなしと解される。このGEの機種では長時間露光モードのことをバブルシャッターと称し露光時間は2〜30秒を1秒単位で指定可能。このモードでのみノイズリダクションが働くらしい。コンデジで30秒も露光する機種はちょっとお目にかかれない。

HDR」は明るさのダイナミックレンジを拡大する機能で、一般には一回のシャッターで露出を変えた2枚以上の写真を撮影しカメラ内で合成するのだが、この機種では撮影は1枚だけ。再生時に後処理でダイナミックレンジを拡大するらしい。明端と暗端のコントラストを引き延ばしているのかもしれない。期待したのとは少し違う。


 GE社はデジタルカメラを本気で売る気があるのだろうか?他には無い明らかに差別化できる機能を搭載していながら、そのことをパンフにもホームページにも書いていない。製品に同梱の薄めのマニュアルにも書いてない。CD-ROMに収録されたPDFマニュアルにしか書いていない。GE社としては、消費者は何を基準にGEのデジカメを選択すると考えているのだろうか?

GE社のエンブレムがかっっこいい?ああ、それはありかもしれない。

飲酒運転に理解を

 福岡市東区で一家5人が乗った車が飲酒運転の車に追突されて幼児3人が死亡した事故から5年。

行政も市民も企業も飲酒運転の撲滅に力を入れているのに、福岡県は飲酒運転ワーストの汚名を返上できないばかりか、今年の2月には二人の高校生が飲酒運転の犠牲になった。
なぜ飲酒運転は減らせないのだろう。

飲酒運転

これが答えだと思う。
この話は前にも何度か書いた。これで3度目か4度目だろう。



 ゴキブリを駆除するのにゴキブリの生態をを研究し、弱点を理解し対策を練るだろう。 振り込め詐欺を撲滅しようとするとき、構成員を調べ、道具の入手や役割分担や金の流れを理解してから撲滅にあたるだろう。ガンの撲滅のためにはガンを研究し発生のメカニズムまで理解しようとするだろう。
 飲酒運転の撲滅にもちゃんと同じような考え方で取り組んだか?なぜ酒を飲む?なぜ酒を飲んで運転をする?なぜ飲酒運転が悪いと知ってて止めない? これらを理解したか?理解していないだろう。理解できないものとどうやって戦う?竹槍でB29が堕とせ時代はとうに過ぎた(いやそんな時代ははなから無かった)。

 飲酒運転にもイロイロあって啓発運動で減らせる部分もあったようだ。だから一時期に比べればかなり減った。だがある程度は減ったがそれ以上はなかなか減らない。それは一口に飲酒運転といってもいろんなタイプがあるからだろう。成人病にいろんなタイプがあるように、飲酒運転にもいろんなタイプがあり、このやり方で減らせるもの減らせないものがあるのだろう。啓発運動や罰則の強化で減らせる分は減った。だがそのやり方では減らせない部分がある。だから、ここまでやっても福岡県は飲酒運転は全国ワースト1位なのだ。1位か2位かは問題じゃない。単に他都道府県との比較の話だ。1位でなければ良いというものではない。だが1位であり続けるということは問題だ。

 なぜ飲酒運転を止めない?理解できない・・・理解しようとしないからだ。理解できない敵とどう戦えばよいのか。闇雲に鉄砲を撃っても無駄だ。東区の事故から5年。飲酒運転はあまり減らず、どこかで犠牲者が生まれる。闇雲に鉄砲を撃ってきた結果だ。
そうじゃない。まず飲酒運転を「飲酒」と「運転」を理解することから始めよう。まず敵の正体を知ること。確実に戦いに勝つには絶対に必要なことだ。

 従来の啓発活動など地道な活動を否定するものではない。啓発活動で飲酒運転はかなり減ったと思う。しかし致命的事故につながる悪質な飲酒運転は減っていないように見える。軽い気持ちの飲酒/酒気帯び運転が減った分悪質な飲酒運転が目立つようになっただけかもしれない。それでも少しでも減れば事故が起きる確率も減る。従来から行われている地道な飲酒運転撲滅のための活動はある程度の成果があったとは思う。しかし飲酒運転が激減したわけでなく、逮捕者はあいかわらず多く、事故は今後も起きるだろう。
 まず敵を知ること。飲酒運転を理解することが撲滅への確実な一歩だと思う。

(A) 飲酒した人間は正常な判断ができない。(だから事故につながる)
(B) 飲酒した人間に正常な判断(飲酒運転はしない)を期待するのは無理だ。なぜなら飲酒した人間には正常な判断ができないからだ。
(C) 「だから飲酒したら運転してはいけません」という啓発活動には無理が有る。正常な判断ができないことが前提の人間に正常な判断を期待しているからだ。
 三段論法にすらなっていないが矛盾していることは分かるだろう。無駄とまでは言わないがこのやり方では限界があると直感的に分かるのではないか?

スマホってそもそも電話機だよね

itmediaの+D PC USERに日本マイクロソフトの人が、Windows Phone 7.5がどのような考え方の元で開発され他のスマートフォンとはどう違うのかについて言及されている。

「スマホってそもそも電話機だよね」からスタート
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1108/12/news087.html


<引用>
スマートフォンとは何か?…省略…そもそも電話機だよねと。じゃあ電話って何のためにあるのかを考えると、コミュニケーションを取るためにある。…省略…コミュニケーションをいかに効率よく行えるか。そこで、Windows Phone 7では“人”を中心にデザインした」
と横井氏は説明する。
「アプリではなく人を中心に置くのは、他のスマートフォンと一線を画する」
と同氏は強調する。
<引用 おわり>


私がここからWindows Phoneに描いたイメージとしては、

従来のスマートフォンはアプリを起動して、それから誰に何を・・・と操作する。

Windows Phoneでは違うらしい。実際に使ったわけではないのだが、Windows Phoneの場合はどうやらまず先に「誰」を選ぶらしい。そうするとその人へ可能な通信手段が表示されたり、最近のその人との通信履歴が表示されたり、その人の関わるスケジュールが表示されするものと思われる。
そこからFacebookで連絡をとるにしてもTwitterでダイレクトメッセージを送るにしても、専用のアプリを立ち上げること無くシームレスにメッセージを送ることができるのではないだろうか。


スマートフォンを、電話をコミュニケーションをする道具としてみた場合、これはとっても良い考え方のように思えます。


スマートフォンの世界で「WindowsMobile」で先行していながら、iOSAndroidが次々と製品をリリースする中で全く新製品を出してこなかったマイクロソフトが、最後発というか既に手遅れと言われながらも出してきたWindows Phoneは、
iPhoneAndroidのような電話機能を内蔵した小さなコンピューターではなく、
コンピューターを内蔵することによって進化した電話(コミュニケーター)という位置づけなのかもしれません。


ただ一つ気になることは人々はスマートフォンに何を求めているのか?つまりスマートフォン自身でなくスマートフォンを取り巻く環境です。
人々があくまで電話(コミュニケーター)を求めているのならマイクロソフトのアプローチは成功するかもしれません。
が、もし人々がスマートフォンにアプリを動かすためのプレーヤーを求めていて電話(他人とのコミュニケーション)は二の次としているのなら、せっかくのアイディアも不発に終わるかもしれません。


現在、スマートフォンと従来型携帯電話の2台を持っている人がスマートフォンに電話としての機能を求めていない人の象徴かもしれません。あるいは逆にスマートフォンは電話として使いにくいからかもしれません。このあたりが最後発のWindows Phoneにもまだまだチャンスがあることを示しているような気がします。

MacBookAirを使ってみた

先日病院の帰りにアップルストアに寄ってMacBookAir(MBA)をいじってきました。
自宅マシンのレッツノートは非力で、MP4動画ファイルの前後の不要部分をカットした後、再度MP4形式で保存するという作業が小一時間かかるんです。

これを新しいMBAでやったらはっきり差が出るか試してみようというわけ。USBメモリーとSDカードにMP4ファイルを入れてアップルストアに出向き、スタッフに展示機にUSBメモリーを挿してよいか許可を求めましたが丁重に断られました。念のためデジカメのSDカードも駄目か尋ねましたがこれもお断わり。素直に従いました。
予定どおりです。
予定どおりにsafariを自前のプチクラウドにつないで、用意しておいたMP4ファイルをダウンロード。

自宅ではレッツノートでQuickTimeProを使っているが展示機は編集機能が無効にの非ProのQuickTime。仕方ないので使ったことがないiMovieに読み込んで何とか前後をトリミング、ところが・・・同じMP4形式での保存方法がわかわかりません。いろいろやってようやくiMovieからQuickTimeを呼び出して保存してもらうルートがあることに気づきました。
非ProのQuickTimeはMP4で保存する機能が無効なのですがiMovieからQuickTimeを呼び出すとMP4保存ができるんですね。保存はやっぱり時間がかかりましたが早くはなっているようです。再生すると画質が酷いけどこれは保存時の設定が適切でなかったからでしょう。
元々物凄く時間がかかる処理なので、たとえ時間が半分になってもやっぱり遅い。メインマシンを高速化してやるよりサブマシンに任せておいた方が良さそうです。

アイシールドを買ってみた

半田付けなんかで目がすごく半田ごてに近づいて危険さのでアイシールドを買ってみた。近所のホームセンターで売ってる作業用ゴーグルでもよかったが、案外高くないのでスミス&ウェッソンのシューティンググラスにしてみた。たしか21日の夜にオンラインで発注したら23日の昼ごろ到着した。ずいぶん早いと思ったら大分の日田からの発送か。福岡までだから早いわけだ。


 さすがシューティンググラス。ゴーグルのようにフィットする。



EYESHIELD
スミス&ウェッソンのアイシールド(ファントム シューティンググラス)クリア(税込 2,625 円)



安かったのでついでにサングラスも買ってみた。



EYESHIELD
スミス&ウェッソンのアイシールド(ファントム シューティンググラス)黒(税込 2,625 円)

無能な総理か有害な総理か?

有能な総理大臣と無能な総理大臣。国(国民)にとって有害なのはどっち?
有害な総理大臣と無害な総理大臣。国(国民)にとって有益なのはどっち?

有能で有害な総理大臣と、無能で無害な総理大臣の2択なら迷うかも知れない。しかし無能なうえに有害な総理大臣なら迷うことはない。断固排除しなければならない。 後任の総理大臣は必ずしも有能である必要はない。有害でなければよいのだから。 総理大臣として有能でなくても閣僚/官僚が自分達の仕事ができて政府としてマトモに機能してくれれば、総理大臣自身は有能な指導者である必要は無い。調整役タイプでもよいのだ。

正しいはずの方針/指針/政策でも、有害な総理大臣がそのそれを指示あるいは支持したことによって前に進まなくなってしまう。 方針/指針/政策を人質にとって延命を謀るような総理大臣の下では、正しい方針/指針/政策も実を結ぶとは思えない。 元々存在した「将来的に脱原発派」が、菅総理がそれを言い出した途端に沈黙してしまったのは、この人の延命のために利用されるだけだと踏んだからだろう。 いくら正論を吐いても与党ですら、自らの内閣の閣僚ですら同調していない。 これは正論だからといって、悪魔との取り引きを正当化することはできないと認識しているからだ。いや言い過ぎだ。申し訳無い。

菅総理が唱える脱原発はあくまで将来的な話しだ。今のタイミングで期限付きで議論する必要があるのか? 今止まっている原発を再稼働させないという話なら早急に期限付きでの議論も頷ける。 しかし、 今止まっている原発の再稼働を認めたうえでの将来の話なら今、期限付きで議論する必然性は無い。もっと先に処理すべき案件が進んでないではないか。 そういった案件まで人質にとっていては同調するのは本当に極一部の人達だけだ。(誰でしょう。思い出してみましょう)


それにしても、大震災/原発事故が起こったのが菅総理の時だったのは国民にとって不運だったのか?それとも、誰が総理であっても自民党政権だったとしても危機に対する対処は大した差なかったのか?考えても無駄なことではあるが考えてしまう。